コミックスの色々な巻のセリフが入ってるので
ネタばれといえばネタばれですね。
珍しく結構書くのに時間がかかりました。
題の呪いだろうか(笑)
SSだとなんだかすんなりお話が書けていきます。
初めて書いてるんですけどね。漫画がいい作品だからかな?
<苦悩>
「もっと可愛いですよ・・って ふふっ」
前にもいろいろ言われたなぁ。
『考えてもみなかったですよ 離れるなんて』
『神谷さんは誰にも渡しません!!』
『大好きですよ 神谷さん』
「ふふふふふっ♪」
でも、結局その後に落とされるんだよね・・・
「はあ」
でもでもやっぱり
「ふふふ♪」
そこへ通りかかった沖田総司。
なにをひとりで百面相してるんでしょう?神谷さんは。
「神谷さん?」
「うへっ!お、沖田先生!!」
「なにをしているんですか?」
「いえっなんにもっ」
こんなこと考えてる時にくるなんてタイミングが悪い。
「顔、真っ赤ですよ」
「・・・」
「ますます真っ赤になった♪」
なにか隠し事でもあるんですかね。
「か~みやさんっ」
「だからなんでもないですって」
「教えてくださいよおー」
こんなこと話せないし、どうしたらいいんだろ。
「先生、なにか用事があったのでは?」
「はぐらかさすつもりですか?」
「そんなつもりじゃありません」
ダメか。う~ん。正直に話したらどうなるかな。
「先生のこと考えてました」
「私のことですか?」
私のことを考えていてなぜ百面相になるんでしょう?
さては・・・
「おいしい甘味屋さんを見つけたのに隠すつもりだったとか」
さすが、野暮天甘味馬鹿な発言である。
「・・・(はぁぁー)」
「ひどいですよお~!隠すなんてっ」
「隠してませんよ」
「じゃあなんなんです?」
「ご自分で考えてみてくださいっ!!」
なんでこんな人好きになったんだろ?
そう思いながら去ってく清三郎を
「私は考え事が苦手なんですよお~」
知ってるでしょ?神谷さん。
とあとを追いかける総司であった。
最初は歳さまvs総司のタラシ対決にしようと思っていたのですが
歳さまのタラシセリフが思いつかず断念(爆)
その時にWebで「粋でない人が・・・」という話を読んで
これだ!と思いつき書きました。
ちょこっとネタばれ。
<粋でない人が学問すると、野暮か気障になるらしい>
土方はニヤニヤしながらある人物に話かけた。
「おいっ総司」
「なんですか?土方さん」
「おめぇ、天性のタラシと思われてるそうじゃねぇか」
「??なんの話です??」
「どこぞの女でも泣かしたか?」
「土方さんじゃあるまいし、そんなことありませんよ」
「さすが自覚のない野暮天だけあるなぁ」
「ひどいですよぉ 野暮天なんて」
「実際、野暮天なんだから仕方ねえだろ?」
「じゃあ土方さんはどうなんです?」
「俺は粋なタラシだろ?」
そう言い、去ろうとしたがふと
「学問をすれば、気障にもなれるらしいぞ」
と謎かけのようなことを言い残していく土方。
「なぜ学問すると気障に?」
土方さんは時々分からないことを言うなぁ・・・
考えてもわからないので神谷さんにでも聞きますか。
そんなことを思い、清三郎を探す総司であった。
連載始めてみました。
どれぐらいの長さになるかはわかりません。
正直ちゃんと終れるのかさえ不安です・・・
コミックス20巻後を妄想。
お花たちを読んでいないので辻褄が合わないかも。
切ないお話です。
ネタばれかなりあります。
<花香る季節> 1.溢れる心
ポトガラを撮ってから後の私は変だ。
考えてはいけないと思うのに神谷さんのことばかり気になる。
「歳三さんは『恋』だなんて言うし・・・」
とにかく神谷さんが無事見つかってよかった。
ただ、これから三番隊へ異動になった話をしなければ
ならないのかと思うと気が重い。
「先生、神谷です」
「お入りなさい」
「失礼します」
話があるからと言って夜中に呼び出したのはいいが
なかなか話を切り出せない。
「もう夜も遅いですし、明日にしませんか」
明日ではダメなんです。
早くあなたを隊から出さなければ今度こそ、ばれてしまう。
そう思いながらも手放すことができない。
「最近あなたが眩しく見えるんです
見ていると胸が苦しくなるぐらい」
「先生?」
違う、こんなことを言うために呼び出したんじゃない。
「私はどうしたんでしょう?」
「沖田先生?」
「私はどうしたいんでしょう?」
「あっ」
思わず手を引き、抱き寄せてしまった。
--もう止められない--
そんな思いが心をよぎる。
しかしそんな心とは裏腹に
「隊を出なさい」
いつものように冷たいこの言葉に
この子は、また泣いてしまうのだろうか?
「・・・・・・いやです」
小さな声で言うあなたに繰り返す。
強く抱きしめながら。
「隊を・・・出るんです」
そう言い放ち見上げると
静かに、静かに、ただ涙を流すあなた。
いつも泣く時には大声で泣くのに
今日に限ってなぜそのように泣くのですか。
顔を近づけ、目に頬に唇を落とす。
お願いですから承知してください。
もうこれ以上、私があなたを守ることはできない。
あなたを守りたいのに。
女子のあなたを。
「なぜまたそんなことを言うのですか」
「・・・」
「私が残ることを認めて下さったのではなかったのですか」
「・・・」
「先生」
異動になったことを告げれば良い筈なのに
どうしても言い出せない。
否、言いたくない。
--心が溢れる--
あなたが私の下を離れるなんて。
許せない。
神谷さん
あなたを捕らえて閉じ込めておきたいのかもしれません。
私だけを見つめていてほしいのです。
「私は隊を離れません」
そう言うと部屋を出て行くあなた。
私の腕の中から去っていくあなたを引き止められない。
そんな私はやはり臆病なのでしょうか。
<花香る季節>の第2話です。
『土→セイ』な感じで書いてみました。
妄想炸裂(笑)
ここのところネタばればっかり・・・
<花香る季節> 2.始まりの予感
こんな夜中に何の声だ?
井戸のほうから聞こえるな。
「神谷か?」
「ぐすんっ・・・あ・・・ふ、副長?!」
「どうした」
なんでもないと立ち去ろうとする清三郎を引き寄せ
「いいから泣ききっちまえっ」
そう言うとさらに抱き寄せ胸を貸す。
「それで、なにがあったんだ」
「・・・」
「なんだ言えねぇのか」
(どうせ総司のことなんだろう?)
「・・・」
「お前はよくやってる あいつは心配しすぎなんだ」
「今日は優しいんですね」
「ばかやろう、鬼が優しくてどうする。貸しだ貸しっ」
そう言いながら涙を拭ってやる。
この前、枝にデコをぶつけた時も軽くて柔らかく
女子のようだと思ったが、今日はよい香りまでする。
--こいつは男だぞ--
俺は衆道は嫌いなんだ。
いくらこいつが女っぽくなったって、男だ男!
そう自分に言い聞かせるが、段々と顔が赤くなっていく。
「も、もう大丈夫か」
「はい。ご迷惑をおかけしました」
「しかし、こんなに泣くなんてやはり童だな」
なんとかいつものようにからかうと
「さっさと寝ろ」と言い、自分も部屋へ引き返す。
少しでもそんな気になるなんて俺もヤキが回ったか・・・
そんな二人を遠くから見つめる目にも気づかず。
カウンターを見てもあまりに回転していない(笑)
なので、同盟やサーチエンジンに登録してみました。
そのおかげなのか、日にちがたったからなのか
ちょびっとだけカウンター数が上がりました♪
いっぱい来過ぎたら(ないない)はずかしいけど
ブログに発表したからにはやっぱり読んでほしいもんね~
読んでる方!
よかったらどんな内容でもかまいませんので
感想聞かせてください。
トラバ、リンクも歓迎☆彡
先週の日曜日、公開されたばかりの『ゲド戦記』を見てきました。
正直続きを作ってくれないと理解できないとこが多かった・・・
でもなんとなくよかったと思っていたのでしょうね。
映画を見終わった後にこの話をベースに『風光る』メンバーで
書いてみようと思い立ったのです。
やっとのことで今日書き終えたのですが
ssとしては長くなりすぎ、区切って載せようか
それともそのままUPしようか思案中です。
あ、駄作だと思うので期待しないでくださいね。
作者である私も最後まで書けたことにだけに満足してますから。
ということで、そのうちUPします。