ss05 苦悩(ちょいネタ)
コミックスの色々な巻のセリフが入ってるので
ネタばれといえばネタばれですね。
珍しく結構書くのに時間がかかりました。
題の呪いだろうか(笑)
SSだとなんだかすんなりお話が書けていきます。
初めて書いてるんですけどね。漫画がいい作品だからかな?
<苦悩>「もっと可愛いですよ・・って ふふっ」
前にもいろいろ言われたなぁ。
『考えてもみなかったですよ 離れるなんて』
『神谷さんは誰にも渡しません!!』
『大好きですよ 神谷さん』
「ふふふふふっ♪」
でも、結局その後に落とされるんだよね・・・
「はあ」
でもでもやっぱり
「ふふふ♪」
そこへ通りかかった沖田総司。
なにをひとりで百面相してるんでしょう?神谷さんは。
「神谷さん?」
「うへっ!お、沖田先生!!」
「なにをしているんですか?」
「いえっなんにもっ」
こんなこと考えてる時にくるなんてタイミングが悪い。
「顔、真っ赤ですよ」
「・・・」
「ますます真っ赤になった♪」
なにか隠し事でもあるんですかね。
「か~みやさんっ」
「だからなんでもないですって」
「教えてくださいよおー」
こんなこと話せないし、どうしたらいいんだろ。
「先生、なにか用事があったのでは?」
「はぐらかさすつもりですか?」
「そんなつもりじゃありません」
ダメか。う~ん。正直に話したらどうなるかな。
「先生のこと考えてました」
「私のことですか?」
私のことを考えていてなぜ百面相になるんでしょう?
さては・・・
「おいしい甘味屋さんを見つけたのに隠すつもりだったとか」
さすが、野暮天甘味馬鹿な発言である。
「・・・(はぁぁー)」
「ひどいですよお~!隠すなんてっ」
「隠してませんよ」
「じゃあなんなんです?」
「ご自分で考えてみてくださいっ!!」
なんでこんな人好きになったんだろ?
そう思いながら去ってく清三郎を
「私は考え事が苦手なんですよお~」
知ってるでしょ?神谷さん。
とあとを追いかける総司であった。
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