masa01-1 <昌宜戦記> ~外伝 房良の章1~(特殊)
映画『ゲド戦記』を風光るメンバーで。
登場人物の性格が「ゲド+風(ゲド寄り)」と混ざってます。
映画通りのシリアスバージョンです。
めちゃめちゃ映画のネタばれです!
『ゲド戦記』をこれからご覧になる人は絶対見ないほうが・・・。
映画を一度見ただけで書いた為、内容と違うと思われるかも。
見た人は優しい目で見守ってくださる人のみ見てください(^_^;)
一部、ゲドの設定ではなく風光るのものに変更あり。
「西海域の果てに棲む竜が、なぜ人間の世界に」
世界の均衡が崩れていく
このままでは世界が、人間が・・・
<昌宜(まさよし)戦記> ~外伝 房良の章1~--ここで狼達に襲われて死ぬのか--
襲われると思い目を背けた瞬間
ボンッ!!!という音。
魔法の攻撃により狼が倒れ、群れは去っていく。
遠くから、大丈夫か?と声をかけられる。
突然現れた魔法使いによって私は生かされた。
「名前は?」
「・・・沖田総司です」
「私は近藤勇だ。この辺りは旅人がよく襲われるのだよ」
「・・・」
「よかったら一緒に来ないかい?」
(私はこの人に一生ついていきたい)
こうして私は彼と一緒に旅に出たのだった。
村は過疎化しているが、街は栄えているように見えた。
しかし街ではまがい物が溢れ、人身売買や麻薬が蔓延する。
かつては魔法を使えたものも、魔法が信じられない。
「この街はおかしいです」
「いや、この街だけじゃない」
「人が狂っている?」
「そうだ、世界の均衡が崩れつつあるために」
「その剣は魔法で鍛えた剣だね」
「はい」
「しかし総司にはまだ抜けないのでは?」
「・・・」
「まぁいい。先に宿へ戻っていてくれるかな?」
「もう少しここにいます」
「わかった」
用事があるため、近藤はその場を後にした。
その直後、私は少女と人狩りに遭遇してしまう。
「誰だ!お前」
「その子を離しなさい」
命を顧みない沖田によって
あっという間に人狩りは倒されていった。
「おぼえてろよっっ」
捨てゼリフを残し、去っていく人狩り達。
「立てますか?」
手を差し伸べたが、なぜか少女はキッっと睨み
行ってしまった。
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